杜の樹神(もりのこだま)2月号

教育勅語   

一、孝行…子は親に高校を尽くすこと  

二、友愛…兄弟姉妹は仲良くすること  

三、夫婦の和…夫婦はいつも仲睦まじく  

四、朋友の信…友は互いに信じあうこと  

五、謙遜…自らの行動を慎むこと  

六、博愛…広くすべての人に愛の手を  

七、修学習業…勉学に励み職業を身に着けること  

八、知能啓発…知徳を養い才能を伸ばすこと  

九、徳器成就…人格の向上につとめること  

十、公益世務…広く世やや社会のためになる 

十一、遵法…法律や規則を守り、社会の秩序に従う 

十二、義勇…正しい勇気をもって国に真心を尽くす


  ヨーロッパのキリスト教国家が世界の覇権を握っていた頃、アジアの東の辺境の小さな島国日本は、ほぼ無血に近い形で平和革命を成し遂げ、列強の植民地化政策から自国を守りました。  明治二十三年、時の主権者である明治天皇がその政府に、国民を教育するための指針として与えたのが、十二の徳目を現した教育勅語です。 

 以後占領軍司令官マッカーサー元帥の命令で禁止されるまで教育勅語は全国都々浦々の小学校で、毎朝読誦され、人が人として生きてゆくための精神性を養い育ててきました。戦後日本は奇跡的な発展をとげ、経済大国となり、科学技術の急速な発展で社会環境はめまぐるし く変化しております。   そして今日、その変化に適応できず自身の中でうまく消化できない人たちの、社会に対する鬱積した不満と将来への不安が、暴力という形をとって、弱者に向けられるという悲しい犯罪が増加しております。

  またこのたびのアメリカ新大統領誕生によって、世界は先の読めない不透明な時代を迎えています。どのような状況下であっても、日本国民が歩むべき道を誤らないために、低学年からの道徳教育に教育勅語を取り入れることを再考すべきではないでしょうか……  

 司馬遼太郎は著書「二十一世紀に生きる君たちに」の中で次のように書いています。

 人間は社会を作り、互いに助け合いながら   生きているのである。

 助け合うということが人間にとって大きな   道徳になっている。

 「いたわり」「他人の痛みを感じること」 「やさしさ」

 この三つの言葉はもともと一つの根っこから出ているものである。根っこといっても本能ではない。だから私達は訓練をしてそれを身につけねばならない。


洞雲山 江岩寺(臨済宗妙心寺派)

江岩寺は、愛知県小牧市北東部丘陵地帯の大山区に位置しており、緑豊かな自然環境のなか小牧市最高峰、標高約300mの天川山を背景にして静かに佇む山寺です。 山の中腹に大山寺塔跡、兒神社(ちごじんじゃ)不動堂、 そしていくつかの古墳、麓に江岩寺と薬師堂があり、 これらが連なる開析谷一帯は国の史蹟に指定されています。