杜の樹神(もりのこだま)1月号

地風升は吉。この卦は春風を受けて木が地中からぐんぐん伸びてゆく形象と言われています。時期的には春の三月・方角的には南を指しており、めでたい卦ということになっております。  さてこの卦は、なぜ吉なのでしょうか? 周易ではどの卦にも「日ごろの日常の行い」が中庸を得て正しければ、という但し書きがついています。  中庸とは極端に走らず 過不足のない、ほどよいなかほどのところに、正しい道があるという考えです。仏教ではこれを中道と言います。  今回アメリカの新大統領はまさかのトランプ氏に決まり、アメリカ第一主義を唱えています。


又、ヨーロッパ諸国も一枚岩ではなくなり、ポピュリズムが台頭しており、大戦後七十二年目の世界は、行く先が不透明で混沌としてきました。  では、今後の日本がとるべき中庸の道とは……  自立した真の独立国家となることではないでしょうか。  今こそ、日本人が自らの手で、未来に向け、「和をもって貴し」を国是とした、平和憲法を創る必要があると、私は考えます。  地風昇の第一爻(こう)は大吉であります。


洞雲山 江岩寺(臨済宗妙心寺派)

江岩寺は、愛知県小牧市北東部丘陵地帯の大山区に位置しており、緑豊かな自然環境のなか小牧市最高峰、標高約300mの天川山を背景にして静かに佇む山寺です。 山の中腹に大山寺塔跡、兒神社(ちごじんじゃ)不動堂、 そしていくつかの古墳、麓に江岩寺と薬師堂があり、 これらが連なる開析谷一帯は国の史蹟に指定されています。