杜の樹神(もりのこだま)4月号

山はどこから登ってもよい

    ……マハトマガンディー

 第二次大戦は、白人キリスト教大国による東アジア植民地政策の終焉期であった。そして、大国による圧政の下で起こった小国の独立運動は、マグマのように吹き上がろうとしていた時期です。

 その一つの国インドではマハトマガンディーが、『塩の行進』・『アヒンサー非暴力・不服従抗議運動』でジャーナリズムを巻き込みながら、独立運動を起こしていました。 

 しかし、当時インドは大英帝国による分断統治下にあったため、国内の宗教対立が激化し、血で血を洗う大きな惨事が全国的に、頻発していました。ガンディー自身は、ヒンズー教徒でしたが、対立する両者に対し、死を覚悟の断食による抗議をおこなったことによって決定的な激突を避けることができました。

  この時ガンディーが説いた真理が冒頭の言葉で表わされています。

  その後イスラム教徒はパキスタンとして独立し、次いで仏教徒のスリランカが独立しました。 残念ながらガンディーが望んだ、諸宗教が共存するインド全体の独立とはなりませんでした。



洞雲山 江岩寺(臨済宗妙心寺派)

江岩寺は、愛知県小牧市北東部丘陵地帯の大山区に位置しており、緑豊かな自然環境のなか小牧市最高峰、標高約300mの天川山を背景にして静かに佇む山寺です。 山の中腹に大山寺塔跡、兒神社(ちごじんじゃ)不動堂、 そしていくつかの古墳、麓に江岩寺と薬師堂があり、 これらが連なる開析谷一帯は国の史蹟に指定されています。