春彼岸合同法要会
三月二一日
午前十一時より法要
※法要後御先祖様と一緒にランチタイム
お彼岸の風習は仏教に由来してはいるものの中国・インドには見られない習わしといわれております。
日本人は古代より、先祖の霊は山にとどまっており、年に4回(正月・春秋のお彼岸・お盆)里に下りてこられる、と考えて来ました。……ということは江岩寺檀家の御先祖様は、いつもは天河の頂付近から子孫の繁栄と安寧を見守っておられるということです。なんともありがたいことです。
この日は御先祖様が里に降りてこられます。
皆さん御先祖様の御加護に手を合わせ、一緒に食事をとり、安心してお山にお帰りいただきましょう。
願わくば われらは常に
万人平等に具(そな)えられし
仏心を見失わず
世界の平和を願求(がんぐ)し
暴力に訴えず
自らを内省して我欲を制し
個人の幸福が人類の福祉を
調和する道を歩まん事を
これに反する邪悪な心に動かされ
尊厳なる人格を侵(おか)す者には
それを縛(いまし)め拒(こば)む
勇気を持ち続けんことを
この尽(つ)きざる願心と
限りなき信根と深き慈愛をもって
国土と人類社会を荘厳し
生かされていることへの感謝と共に
仏祖広大の慈蔭に酬(むく)いんことを慎んで祈る
※花園大学国際禅学研究所・アジア南太平洋友
好協会は臨床仏教師を養成する目的として臨
床仏教仏教公開講座を主宰しましたがその
第九・十講では花園大学の教堂で、受講者員
が右のスローガンを唱和しました。
※世間では仏教は葬式と法事だけがが主要な内
容と思われているようですが本来の宗教活動
は静かながら法灯をともし続けています。
洞雲山 江岩寺(臨済宗妙心寺派)
江岩寺は、愛知県小牧市北東部丘陵地帯の大山区に位置しており、緑豊かな自然環境のなか小牧市最高峰、標高約300mの天川山を背景にして静かに佇む山寺です。 山の中腹に大山寺塔跡、兒神社(ちごじんじゃ)不動堂、 そしていくつかの古墳、麓に江岩寺と薬師堂があり、 これらが連なる開析谷一帯は国の史蹟に指定されています。
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