正義と悪 過ぎたるは猶及ばざるが如し

正義と悪

 旧約聖書が世に出されて以来、一神教の世界では世界の創造者である唯一の神が正義とされそれに従うことが正しいことだとされてきました。この旧約聖書からユダヤ教徒・キリスト教徒・イスラム教徒が生まれました。

 明治維新から150年。19世紀までの世界は、白人キリスト教列強国が支配していた時期です。

 清を主軸とした儒教朱子学国家観の影響下にあって平和で安定な社会でまどろんでいた東アジアからいち早く、日本は産業革命を成し遂げつつあった欧米の文化を取り入れることに専念しました、維新後の日本は、欧米列国の、国家体制を着実に取り入れて愛国主義の国家となりました。

 生真面目な日本人は愛国主義を発展させて排他的な超国家主義の帝国を創り上げました。愛国を標榜することが大切な正義となり熱意をもたない輩は非国民とレッテルを張られて、悪とみなされました。

 正義の道をまっしぐらに進んだゆえの結果が、敗戦でした。原爆も落とされ全都市が焼け野原となり、夜の街には鬼畜であった米兵を相手に生活の糧(かて)を得るため身をひさがなければならない、女性があふれていました。

 愛国主義という正義を一生懸命実行したら亡国という悲劇となったわけです。


過ぎたるは猶及ばざるが如し

 誠に東洋の哲人は良い格言を遺してくれました。この格言は現代にもあてはまります。

 いま日本は日本の宝を鵜の目鷹の目で狙っている国々に囲まれております。

 戦前の国を愛する心は皮肉なことに国を滅ぼしました。戦後はどうでしょうか、戦前の軍国主義復活を恐れるあまり、しばらくの間、スターリンや毛沢東と共通の思想基盤にそまっていた、インテリやメディアの考え方が主流となっていて、占領軍特製の憲法を一字も改正することを許さない潮流が形成されてしまいました。

 原水爆の製造方法をスパイの手を通じて盗み取ったソ連の後継者ロシア。自分で絶対作り出すことができない、ステルスの秘密をハッカーで盗みだした、国家社会主義(ナチズム)を標榜する中共。日本を再び被爆させ、海の底に沈めることが正義だと吠える北鮮。 民主主義を唱えるジャーナリストを次から次へと暗殺する国や、共産主義に共鳴しない異民族を百万人単位でゲットー地域に押し込めようとする、世界最大の人民抑圧軍の国、先軍主義(軍国主義)を国是とする貧困国。これらの国から見れば、人材といい産業技術といい、日本は宝の山に見えるはずです。憲法九条を護持するという極端に行き過ぎた平和主義が皮肉なことに、平和安寧を破壊しなければよいのですが。


洞雲山 江岩寺(臨済宗妙心寺派)

江岩寺は、愛知県小牧市北東部丘陵地帯の大山区に位置しており、緑豊かな自然環境のなか小牧市最高峰、標高約300mの天川山を背景にして静かに佇む山寺です。 山の中腹に大山寺塔跡、兒神社(ちごじんじゃ)不動堂、 そしていくつかの古墳、麓に江岩寺と薬師堂があり、 これらが連なる開析谷一帯は国の史蹟に指定されています。